Profile
川上茉梨絵
茨城県大洗町出身。
桐朋学園音楽学部付属「子どものための音楽教室」水戸教室で学び、茨城県水戸第三高等学校音楽科を卒業後、東京藝術大学音楽学部声楽科を首席にて卒業。同大学院修士課程音楽研究科声楽(オペラ)専攻修了後、ドイツのシュトゥットガルト音楽演劇大学の別科を修了。
高校在学時に「茨城の名手・名歌手たち第16回」オーディションに合格。「第59回全日本学生音楽コンクール」高校生の部 東京大会第3位。
大学部卒業時に大賀典雄賞、松田トシ賞、アカンサス賞、同声会賞を受賞。
学部首席卒業の栄誉として、皇居・桃華楽堂における宮内庁主催御前演奏会に出演。第80回読売新人演奏会に出演。
これまで、モーツァルト作曲「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ、「コシ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ、フンパーディング作曲「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル、チマローザ作曲「秘密の結婚」エリゼッタ、文化庁文化芸術推進事業、新国立劇場特別公演、同作品同役、プッチーニ作曲「ラ・ボエーム」ミミ、「蝶々夫人」ケイト、マスネ作曲「サンドリヨン」ノエミ役を演じる。
宗教曲ではこれまでにベートーヴェン《第九》、ハイドン《ハルモニーミサ》、オットー・ニコライ《ミサ曲ニ長調》、モーツァルト《戴冠ミサ》等のソリストを務める。
ウィーン国立音楽大学主催オーディションによるisaオペラマスタークラス合格。
及川音楽事務所新人オーディション最優秀新人賞第1位。
故郷、茨城県での音楽活動に力を入れており、2014年には茨城県大洗町政60周年記念式典にて、芸術部門で感謝状を授与される。
2018年1月にドイツから完全帰国してからは、茨城県や東京都を中心に数々のコンサートに出演。
2023年3月に開催された日米合同合唱フェスティバルでは茨城県代表「アンサンブル・ローゼ」としてN.Y.カーネギーホールで演奏を披露する。
これまでに日比啓子、紙谷弘子、吉原輝、若槻量子、クラウディア・ヴィスカ、ロベルト・ベアヴァルトの各氏に師事。
現在、0歳児の育児をしながらコンサートに出演し、後進の指導にも力を入れている。
水戸第三高等学校音楽科非常勤講師。及川音楽事務所所属アーティスト。日本演奏家連盟会員。
